サルでも分かるIT学び場

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フィンテックは我が家の支出を丸裸に!

 ペイモとかいうフィンテック系アプリ

先日、友人とごはんに行ったんですね。その時の会計が『ペイモ』という割り勘アプリだったんですけど、ペイモで友人から預かったお金を後日現金化(銀行振り込み)しようとしたら、なんと手数料が掛かるらしく……。銀行手数料を0円にしているほど手数料を払いたくない派の私としましては、憤懣遣る方無い気持ちでして、これ以降ペイモを使うことは無くなっ(略)

 

フィンテックが我が家にもたらした変化とは……

そういやフィンテックと言えば、『マネーフォワード』です。我が家でも銀行・証券会社・年金などありとあらゆる口座をすべてマネーフォワードに連携しています。これによって、我が家の資産・負債・収入・支出がリアルタイムに明らかになりました。しかも家計簿がスマホで見られるというのは画期的ですね。

※マネーフォワードは口座番号・パスワードをアプリに連携することで、口座残高・入出金情報などが集約され、資産・負債および収入・支出をグラフとして自動的に表示してくれます。

 で、夫の支出も自動的に丸裸に!私はタバコもギャンブルもやらないので、さほどお金は使ってないと思われます。が、一番お金が掛かっているのが飲食代です。私の自由に使える軍資金のほとんどが食事代に消えていきます。大学の同期・後輩とかWeb界隈の人とかとご飯に行くこともしばしばあるので、やはりお金は掛かってしまいますね。

 次にお金が掛かっているのが、お菓子とか飲料。仕事中に飲み食いするコーヒーやらチョコレートはボディブローのように家計にじわじわと響いていきます。ということで自宅からコーヒー入りの水筒を持参し、コーヒー代を浮かせることにしました。水筒持参によって、月5000円程度の削減に成功しています(年間6万円の削減は大きいと思います)。ちなみにチョコは必要経費として計上中。

 ところで、家計簿がスマホで見えるようになったことによる一番大きな変化とは何なのでしょうか?

一番大きいのは、自分の現在の資産推移がリアルタイムにわかるようになったことです。ダウ平均と円相場がちょっとでも動けば、すぐにアプリに反映されてしまいます。最近は上昇トレンドなので問題ないですが、リーマンショック級のえげつない奴が来た場合は、資産がどんどん目減りしていくものと思われ、想像するだけで怖いです。

 かくして、私の全財産が家内に明らかになった今、会食に掛かる費用もすべて監視されるようになりました。株式投資も当面お預け。いまは401Kなど将来への投資を中心に行っています。 

まとめ:ITだけではなく金融リテラシーも学んでいくべき

フィンテックによって資産運用が身近になると、個人個人の金融リテラシーも上げていく必要が生まれます。この前、ベストセラーになったビジネス書『LIFE SHIFT』を読んだのですが、人生100年時代は金融リテラシーを磨いていく必要があるようです。私もまだ勉強途中ですが、引き続き金融の勉強をしていく必要があると感じました。

 

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<おすすめ金融系映画>

1.「インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実

リーマンショックに始まる世界同時不況を追うドキュメンタリー。アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した本格的な映画です。IMFの人とか米政権の元財務次官、シンガポールの首相などが、リーマンショックに至るまでを回顧しています。欧米を本拠地とする外資系金融が、いかにして散っていったのかがわかる作品です。

 

2.金融腐蝕列島 呪縛

高杉良・原作の映画。第一勧業銀行(現・みずほ銀行)がモデル。バブル崩壊後の対応に追われる邦銀の内部事情がよくわかります。小説『金融腐蝕列島』シリーズはほかにも出版されていて、どれも読みごたえアリです。なお、タイトルの「呪縛」というのは、記者会見で同行頭取が述べた「呪縛がとけなかった」に由来するとのこと。

 

3.ハゲタカ

数々の賞に輝いたNHKドラマの映画版。外資投資ファンド出身でのちに「鷲津ファンド」を立ち上げた鷲津政彦が主人公。日本の大手自動車会社に対し、中華系ファンドと熾烈な買収争いを繰り広げます。「ホワイトナイト」「想定の範囲内(というセリフ)」「スタンリーブラザーズ(モデルはリーマンブラザーズ)の破たん」など、現実世界のできごとが作品中に登場し、リアリティある仕上がりになっています。

 

(S.A)