ボス猿に抱かれたい夜。
こんにちは!
第二回を担当する、メス猿の花子です。
突然ですが、やっぱり強いオスって最高ですよね。
アタシも、抱かれるのはボス猿だけって決めてます。
皆さんもご存知のとおり、サル社会は厳しい階級社会。
ボス猿⇒成長したオス猿⇒若いオス猿
と言う風に、しっかりと順位があるの。
たとえば、エサをもらえるのも、ボス猿が一番先。
その次が中堅のオス猿。
下っ端たちは、余りものにしかありつけない。
だからメスたちも、自然と上流階級のオスのもとに集まるわけね。
でも、これはサル社会だけに限った話じゃないみたい。
人間社会、とくに「IT業界」にも、同じ構造があるの。
悪名高い、「下請け構造」よ。
下の層にいけばいくほど、給料も安くなるし、
やらしてもらえる仕事も限定されていくわけ。
IT業界に蔓延するこの構造、
ほかにもいろいろと問題があるんだけど、
それは他の誰かが説明してくれるのを待つとして、
とにかく、人間の女子たち!
抱かれるなら、「元請け」の男!
これだけは胸に刻んでおいてほしいです。
花子
SIerって、どんな企業のこと?
記念すべき第1回は“SIer”について。
IT業界で、よく耳にする“SIer(エスアイアー)”という言葉。
何となく分かるような、分からないような。
“SIer”とはSystem Integrationの頭文字に、
「~する人」の意味を指す“er”をつけた造語です……って、
まず英語が分からないし、“いんてぐれーしょん”ってナニ!?
そんなのサルじゃ分からない!
というわけで、ここではもっと簡単に
「発注企業(=お客様)のITシステムを開発する会社」と覚えてください。
ITシステムというしくみを作って、
働きやすくしたり、売上UPに貢献したりすることが、SIerのお仕事です。
でも、このSIer。
ITシステムをまるっとすべて開発する会社から
一部分だけを開発する会社まで、実にさまざま。
また、日本IBM、富士通、NEC、NTTデータのような大手SIerは、
システムの企画だけをやって、
実際の開発は別の中小SIerに任せる、なんてことも。
そのため、SIerと一口に言っても、やっていることは千差万別。
「どんな業界・システムに強みがあるの?」
「関われる開発業務の範囲は?」など、
その会社の特性を理解しないと、同じSIerなのに、ぜんぜん違う……
ということになりかねません。
ですが、どのSIerも
「発注企業(=お客様)のITシステムを開発する」ことは変わらないので、
まず、このイメージを持ってもらえれば大丈夫ではないでしょうか。
(H.U.)