AIをサクラ開花・満開予想に活用?
サクラの満開=8分咲きであることを最近知ったメガネザルです。
東京では去る3月24日(土)に満開を迎えました。
歴代3位とのことで、平年に比べると10日も早いとのこと。
3月頭の予想では、4月1日頃が満開になるはずでした。
ちょうど入社式にピタリと合うはずだったのです。
しかし、3月は予想を上回る温かさ。(雪の日もあったものの)
開花が進んでしまい、とうとう先日、満開になってしまいました。
気象機関も予想することは難しい「開花・満開予想」。
そこに、AIを活用する動きが出ています。
果たして、AIで予想の精度は上がったのか!?
サクラの開花予想はなぜ難しいのか
予想が難しいのは、「開花予想=気温予想」だから。
ザックリ伝えると、開花は、冬からの気温の合計で計算されます。
しかし…1カ月、いや1週間先の天気ですら当てるのは難しいのに、
日々の気温をピタリと当てるのは至難の技。
開花がいつかを当てるのが難しい=満開の日も
いつになるか分からないワケです。
もし、気温予想が1カ月先まで的確なら、
誤差は数日程度に収まるとも言われています。
AIの活用事例(AI・機械学習)
民間の気象機関では、AIや機械学習を下記の形で活用しています。
(一部事例を紹介)
※1調査員は一般の人でも参加できます
※2気象庁「自動気象データ収集システム」のこと。全国1300か所で気温などを測定。
■ちなみに民間の気象機関に開花予想業務を開放したため、気象庁は2010年より予想を発表していません
2社の予想は??(引用)
満開実績(東京):3月24日(土)
満開予想(2018年3月18日18時時点)
●ウェザーニュース:3月27日
●お天気JAPAN:3月29日
引用:
https://weathernews.jp/s/sakura/
http://www.otenki.jp/sp/art/sakura/?pg=11
https://www.businessinsider.jp/post-164094
AI活用すると予報が完璧に?
予報を完璧にするのは、残念ながらAIの力でもまだ難しそうです。
しかしながら、ウェザーニュースにおける10日前の予想では
数日ずれ程度の誤差となりました。
膨大なビックデータをもとに、将来精度を上げることは可能かもしれません。
ただしばらくの間は、人の目や過去データなどの組み合わせが求められるようです。
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おまけ1:サクラの見ごろ情報
来週にかけて気温グングン上昇!桜の開花も進む予想(ウェザーニュース) - Yahoo!ニュース
おまけ2:サクラの満開が、8分咲きの理由
10分咲きになると、既にサクラが散り始めてしまうため。
花びらが散り始めると、本来の色あいが楽しめなくなってしまいます。
そのため、8分咲き="満開"だそうです。
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引用・参考
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/column/20120413/122361/
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO27456650X20C18A2LKB000/
https://www.businessinsider.jp/post-164094
http://acestrategy.jp/kurasi/21282.html
https://news.mynavi.jp/article/20180316-601846/
https://style.nikkei.com/article/DGXZZO13992090T10C17A3000000?channel=DF130120166043
https://news.yahoo.co.jp/byline/katahiraatsushi/20140124-00031941/