サルでも分かるIT学び場

一匹のサルがIT業界の技術、トレンド、ニュース、闇を日々追いかけていくブログです。

プログラマって、夢を与える仕事なんだよ

f:id:itg:20170305230059j:plain

 

こんばんわ。

第4回は、かつてプログラミングで子どもたちに夢を与えていたこの私、

M.Sが書かせていただく。

訳あってプログラマをやめてしまったが、

こう見えても10年前まではゲームをつくって飯を食っていた。

 

現代のような3Dでゴリゴリ動くようなものではない。

2Dが主流だったことと、スキル不足によりしょぼいクソゲーを連発してしまったのだが、

一応大型IPモノだったこともあり、知名度は低くなかった。

 

少し自慢になってしまったが、今回は何も知らないサルの君たちにも、

ゲームづくりの楽しさをちょこっと知ってほしいと思う。

 

それは、自分が考えたアイデアが少しずつ形になっていく楽しさ。

それは、デスマーチで夜な夜な社内に響き渡る悲鳴をBGMにする楽しさ。

それは、会議中おっさんたちが真剣に必殺技名を考える楽しさ。

 

そんな楽しさと苦労の果てに、日本中のプレイヤーを魅了するようなゲームが誕生する。

昨今はソーシャルゲームが主流になってきているため、

私が携わってきたコンシューマの時代とは少し時代が変わってしまった。

 

「基本無料」という課金を前提とした現代のゲーム業界だが、

そんな時代でもネイティブアプリの技術は日進月歩で進化を続けている。

だからこそ、いつか私がロトの勇者になったときのような感動と衝撃を、

ソーシャルゲームの中で体験できることを信じている。

ゲームそのものの本来の楽しさは、いつか必ず蘇るはずだ。

 

子供たちを笑顔にして食う飯は、最高に美味い。

その味を一度覚えてしまったら、きっとゲームづくりは止められないだろう。

 

(M.S)

エンジニアが恐れおののく「デスマーチ」

こんにちは(こんばんは)。

第三回を担当する、Qです。

 

今日のテーマは、IT業界で働く人間達の話の中で

よく出てくる「デスマーチ」って言葉について。

 

この言葉、

【プロジェクトの期間・人員・予算・スキルなどの不足を

長時間残業や徹夜、休日出勤などのオーバーワークで

何とかしようとする状態】を指すんだ。

 

心身共にエンジニアにかかる負担が大きく、

「仲間が突然倒れた」「また1人、会社に来なくなった」

なんて事もあるらしい:;(∩´﹏`∩);:

 

このデスマーチ、昨日花子が話した「下請け構造」の

下層に位置する会社で発生する場合が多いんだって。

あと発生理由として、『上層の人たちの見積もり・計画の甘さ』や

『度重なる仕様変更』などがあるみたい。

 

世の中からデスマーチが消えることを願いつつ、

今日はこの辺で。

 

Q

ボス猿に抱かれたい夜。

こんにちは!

第二回を担当する、メス猿の花子です。

 

f:id:itg:20170302191639g:plain

 

突然ですが、やっぱり強いオスって最高ですよね。

アタシも、抱かれるのはボス猿だけって決めてます。

 

皆さんもご存知のとおり、サル社会は厳しい階級社会。

 

ボス猿⇒成長したオス猿⇒若いオス猿

 

と言う風に、しっかりと順位があるの。

 

たとえば、エサをもらえるのも、ボス猿が一番先。

その次が中堅のオス猿。

下っ端たちは、余りものにしかありつけない。

 

だからメスたちも、自然と上流階級のオスのもとに集まるわけね。

 

でも、これはサル社会だけに限った話じゃないみたい。

人間社会、とくに「IT業界」にも、同じ構造があるの。

悪名高い、「下請け構造」よ。

f:id:itg:20170302191948j:plain

 

下の層にいけばいくほど、給料も安くなるし、

やらしてもらえる仕事も限定されていくわけ。

 

IT業界に蔓延するこの構造、

ほかにもいろいろと問題があるんだけど、

それは他の誰かが説明してくれるのを待つとして、

 

とにかく、人間の女子たち!

 

抱かれるなら、「元請け」の男!

 

これだけは胸に刻んでおいてほしいです。

 

花子

SIerって、どんな企業のこと?

記念すべき第1回は“SIer”について。

IT業界で、よく耳にする“SIer(エスアイアー)”という言葉。

何となく分かるような、分からないような。

 

SIer”とはSystem Integrationの頭文字に、

「~する人」の意味を指す“er”をつけた造語です……って、

まず英語が分からないし、“いんてぐれーしょん”ってナニ!?

 

そんなのサルじゃ分からない!

 

というわけで、ここではもっと簡単に

「発注企業(=お客様)のITシステムを開発する会社」と覚えてください。

 

ITシステムというしくみを作って、

働きやすくしたり、売上UPに貢献したりすることが、SIerのお仕事です。

 

でも、このSIer

ITシステムをまるっとすべて開発する会社から

一部分だけを開発する会社まで、実にさまざま。

 

また、日本IBM富士通NECNTTデータのような大手SIerは、

システムの企画だけをやって、

実際の開発は別の中小SIerに任せる、なんてことも。

 

そのため、SIerと一口に言っても、やっていることは千差万別。

「どんな業界・システムに強みがあるの?」

「関われる開発業務の範囲は?」など、

その会社の特性を理解しないと、同じSIerなのに、ぜんぜん違う……

ということになりかねません。

 

ですが、どのSIer

「発注企業(=お客様)のITシステムを開発する」ことは変わらないので、

まず、このイメージを持ってもらえれば大丈夫ではないでしょうか。

 

(H.U.)