サルでも分かるIT学び場

一匹のサルがIT業界の技術、トレンド、ニュース、闇を日々追いかけていくブログです。

次なる「Java」は?

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エンジニア当時Javaが全く頭に入ってこなかった

お猿のもん吉です。

世界の人気プログラミング言語ランキング(TIOBE 2017年9月)によると、

1位Java(12.7%)2位C(7.4%)3位C++(5.6%)となっているそうだ。(カッコ内はスコア)

しかしながら、Javaのスコアは年-5.6%ほども低下している。

Java自体は90年代前半、C++から派生する言語として開発が始まり

1994年のインターネット時代の幕開けとともにどんどん拡大していったとのことで

最近はほぼ不動の1位となっている。

 

Javaという言語が人気なのは、

マルチプラットフォームに対応(WindowsでもMacでもLinuxでも使える、動く)

・オブジェクト型指向を取り入れている(大規模で同じようなシステムを作りやすい)

などの理由である。

 

直近ではGoやHackなど、新しい言語の人気度が高まってきているとのこと。

そもそも、Java自体も1997年時点では15位ほどの人気しかなかったのに、いつの間に

か1位になっていた。

そう考えると、新たな言語の人気が高まっていくことも仕方ないのかもしれない。

 

ただエンジニアに聞くと、新しい言語ではなく

実績がある言語を使いたいという企業も多いと言っていた。

例えば、金融系システムはCOBOLで作られていることがあるように

しばらくはJavaは使われ続けていくだろう。

TIOBE

TIOBE Index | TIOBE - The Software Quality Company

 

~おまけ~
ちなみに、ジャバと呼ばれるものがたくさん出回ってややこしいと思うので、

その由来を調べてみました。

 

Java
プログラミング言語

ジャワ島で取れたコーヒー豆でひいたコーヒーを開発メンバーが飲んでいたとか、

カフェ店員の着ていたTシャツに書かれていた、

「It's a jungle out there, So drink your Java」が決め手だったとか(諸説あり)

JAVA PIPEGUARD

ジョンソン株式会社の風呂釜洗浄剤など。「お風呂のジャバ」で有名。

●ジャワカレー/JAVA Curry)

カレールー(ハウス食品)。インドネシアのジャワ島のをイメージした大人のカレー。

●ジャワティ/JAVA TEA

紅茶(大塚ベバレジ)。インドネシアのジャワ島産の茶葉を利用している。

JABA

日本野球連盟(JAPAN AMATEUR BASEBALL ASSOCIATION)。

JABA

山形市馬見ヶ崎プール ジャバ 山形県山形市にあるプール施設。山形駅よりバス10分。

 

だいたいはインドネシアのジャワ島からきているようです。ごめんなさい蛇足でした。

仮想通貨ってなんかこわくない?

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ニュースを見ながら、さばの味噌煮が家に投げつけられるってすごく嫌だなとしみじみ感じているサル助です。

近隣トラブルには気をつけよう...。

 

さて、数日前にこんなニュースを見ました。

 

仮想通貨の代表格「ビットコイン(BTC)」が高騰している。国内最大手の取引所「ビットフライヤー」で30日、1BTC=50万円台を付け、最高値を更新した。

 

50万円??年明けに10万超えとか言っていたのに高騰が凄まじい。

※今のレートはbitbankで見れます

 

日本では投機的な側面ばかりがよく報道されているので、なんか仮想通貨は怖いなーって感じちゃいません?

なので、ザクザクっと仮想通貨についてまとめてみました。

「仮想通貨?詐欺で捕まった○天と何が違うの?」ってレベルの人向けだから、ちゃんと知りたかったら本読むのがいいと思うよ。

 

仮想通貨≠暗号通貨

よく仮想通貨って言われるけど、もう少し正確に言うと「暗号通貨」

日本と世界で呼ばれてる名前が違う程度の差だから、まぁぶっちゃけどっちでもいいと思うよ。

けど、仮想通貨というとよく一緒にイメージされがちな「Suica」等、電子マネーとは全く違うから注意してね。

 

円やドルといった通貨や、suicaなど電子マネーと何が違うのかでいえば、一番の違いは発行体がいないところ。

円は日本銀行が、SuicaJR東日本が発行して、価値を保証しているんだけど暗号通貨にはその発行体がいません。

wikiにも

仮想通貨(かそうつうか)とは法定通貨に対して特定の国家による価値の保証を持たない通貨のこと。

 

じゃあだれが保証しているの?というと、強いて言えば暗号通貨を持っている人全員

「何いってんのこいつ」って感じだと思うけど、暗号通貨はP2P(ピア・トゥ・ピア)上で暗号理論を用いて取引の安全性を保っているものなんです。

新しい通貨の発行、すべての取引の詳細など通貨の流れをネットワーク全体で共有・保存していて、ブロックチェーンという技術を使うことでその前後関係も保証し、不正が行えないようにしています。

そのため、人為的に操作が出来ず、通貨の偽造といった不正の可能性が限りなく0に近いことが暗号通貨の良い所。加えて、個人間・企業間を問わず取引が出来て、現物が存在せず100%電子決済なので、自由に、素早く送金することができますし、手数料も低く抑えられます。

 

じゃあどこから湧き出てきたのという疑問

サルのみんなでも思い浮かぶ謎。

じゃあどうやって通貨が発行されているのか。

それは採掘(マイニング)と呼ばれる作業をすることで新規発行が行われています

 

前述の通り、暗号通貨はすべての取引をネットワーク上に分散保存されている超膨大なデータとの整合性を取りながら記録し続けています。この作業には膨大な作業量が必要となるので、それを有志で世界中のコンピューターの力を借りて計算しています。その見返りの報酬を新規発行した通貨で支払っているわけです。

各通貨で総発行量の上限は決められているので、無限に発行されるわけではありません。発行上限に近づくにつれてその分、計算に時間もかかるようになっています。

おもしろいねー。

 

今流行のICOも知っておこう

暗号通貨は超メジャーなビットコインだけでなく、現時点で何百種類もあります。(もっとあるかも)

その中で時価総額が一番高いのがビットコインというわけ。

 

技術があれば新規発行はだれでも出来るため、日々、暗号通貨はどんどん生まれ続けていて、その通貨を使ってクラウドファンディングを行うことが流行っており、それが「ICO(Initial Coin Offering)」です。

通貨が流通する前に販売して、資金調達を行うことからプレセールとか、トークンセールとかって呼ばれています。

 

これからICOが予定されているものは以下のサイトなどで見ることが出来るよ。

CoinSchedule

 

こんなにたくさんあるの?!って思うくらいあります。(2017/09/01時点)

この中で将来、成功しているものは数えるくらいかと思いますが...。

 

発行側はIPOとは違い、上手く行けば短期間+株式を保有したまま資金調達できる。

投資家側は非常に少額から投資できて大きなキャピタルゲインを得ることができる。

そんなメリットもあり、すごく盛り上がっているようです。

ICOはぶっちゃけものすごくリスキーだと思います。この記事はICOへの参加を推奨するようなものではありません。安易な考えでの投資はやめたほうが良いよ。

 

日本でも仮想通貨(暗号通貨)は流行るのか?

個人的には時間は掛かるけど、いずれは生活の中に溶け込み普通に使われているようになると思いますが日本ではまだまだ馴染みが薄いみたい。

ビットコインの認知度9割超えるも、保有率わずか3.5%

 

2016年の調査なので、1年で多少は変わっていると思いますが今もそんなに変わらないと思います。

税制や、法整備もこれから進めていって、より気軽に仮想通貨(暗号通貨)を使える世の中が来るといいなーと期待しています。

プロゲーマーよりもゲーム好きが儲ける方法?

ゲーム好きな雌ザルなので、e-sportsネタでも投下します。

 

e-sportsとは、electronic sportsの略で

電子機器を用いて行うスポーツのこと。

(世界ではFPSRTSなどのゲームが主流ですかね。私はFPSは専ら苦手ですが…)

 

そして、e-sportsとともに、ちらほらと耳にするようになったプロゲーマー。

その名の通り、e-sportsの大会などで賞金を手にして生計を立てる人のことです。

 

日本では広がるか?と思った数年前から、

なかなか爆発的な発展をみせていないe-sports

ですが、海外では市場規模は右肩上がり。

日本ではプロゲーマーとして生計を立てるのはまだまだ難しいようですが、

海外では年間獲得賞金1億円越えのゲーマー様も存在するのだとか。

 

数年前、一時、PCゲームにのめり込んだことのある私がやっていたゲームでも、

1000万円近くの賞金をチームで手にした方々がいました。

(当時、日本では風営法上?賞金としてではなかったみたいですが)

 

ゲームをしてお金が貰えるって、ゲーム好きとしては憧れますよね!

 

最近では、アプリ開発を手がけるとある企業さんが

ゲーマー社員の採用をはじめたり、

あの面○法人さんもe-sports領域に乗り出していく

というプレスリリースをみかけました。


スマホ環境やVR技術も後押しし、

e-sports向けのコンテンツがたくさん生み出されそうな予感。


たくさんの企業がe-sportsに乗り出して、

認知度が上がり、e-sports向けの面白いゲームが出てきたら

日本でも老若男女問わず、もっともっと盛り上がるんじゃないかな、

とわくわくしています。

 

●結論
これからのe-sportsの広がりに期待して、

いっそプロゲーマーよりも、

ゲームを生み出すプログラマーになりましょう!(手堅く)←


海外の移植コンテンツではなく、

日本独自のコンテンツがe-sports界を盛り上げる日が来ることを、

ゲーム好きとして期待しています。

 

(A.S)

激化するIT時代をサバイブせよ

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2017年5月、世界中で猛威を振るったランサムウェア「WannaCry」は記憶に新しい。

 

ランサムウェアの存在は日本国内でも広く知れ渡り、近年脅威として認知されはじめた。
もはやこれからのIT時代、「知らない」では済まされず、
我々としても日頃からランサムウェアの危機に備え、対策を講じなければならない。

 

 

 

■そもそもランサムウェアとは何か
一種のウィルスソフトのようなものである。
まず攻撃者は対象端末をロック、あるいは暗号化し、使用不能にする。
その後、復旧と引き換えに「身代金」を要求するプログラムのことだ。
※身代金要求型不正プログラムとも呼ばれている

 

 

ランサムウェアの感染経路は大きく2通り
1)
攻撃者はセキュリティに脆弱性のあるWebサイトを改ざんする。
そして、そのWebサイトへアクセスしたユーザーの端末に、
ランサムウェアをインストールさせる。
2)
ランサムウェアに感染した添付ファイルをメールで送信し、開封させる。

 

個人・法人ともに、いずれの経路も、多くのユーザーは感染を認知できない。
特殊なセキュリティソフトがインストールされていたり、
標的型攻撃を想定している場合以外は、対策が難しいということが言える。

 

■身代金の相場は約500万円以上が大半
トレンドマイクロが2016年8月に発表したランサムウェアの実態調査によると、
被害者の身代金額は「500万円以上」が50%近い結果となっている。
うち、8%は1億円以上と桁がとてつもないことになっている。

 

■対策
そんなランサムウェアにひっかからないためにはどうすれば良いのか?
まずもっとも簡単な方法としては、セキュリティソフトの導入である。
これを導入することで、ウィルス検知機能で不正サイトへの
アクセス制限を自動で行ってくれたり、
メールに添付された悪質なファイルを検知してくれる。

 

そして、何より欠かせないのがOSの頻繁なアップデート。
つい面倒くさがりアップデートを後々にしてしまいがちだが、
ランサムウェアはそんなハードウェアの脆弱性に付け込んでくるのが特徴だ。
いたちごっこではあるが、常に最新のOSにアップデートしていれば、
被害は少なくなるはずだ。

 

最後に、ファイルの定期バックアップだ。
ランサムウェアはデバイスを使用不可にするという特徴があるが、
外付けやクラウドなどに頻繁にバックアップをとっておくことで、
泣く泣く身代金を支払う…なんてことはなくなるはず。

IT社会の隅をついた悪質な手口は、これからも激化してくるだろう。
各々がリテラシーを高め、常に対策を忘れてはならない。

(M.S)

 

 

危険なものは積極的にシャットアウトです

はじめまして、KKです。この猛暑の中、都内では「進〇の〇人」関係のライブあるんですよ、行きたいね。

 

ちなみにあれだけセンセーションを巻き起こした「〇撃の〇人」。

巨人って人類最大の敵のために、壁を守ったり奪還したり造りなおしたり

するのに奔走してますよね。

IT世界でも、巨人(障害)と戦う存在がいます。

 

その一つが「ファイアウォール」。

セキュリティソフトに入っていつ機能の1つで、

ウィルスたっぷりのメールを開いちゃったり、

なんとなく見ちゃったエロサイトからの怪しい不正アクセスとかをはじいてくれます。

 

ついでに、大事なデータをパスワードつきで送ったメールも省いちゃうとかね!

 

最近はSNSに対するウィルスも誕生しているので、SNSにも有効な

「次世代型」がつくられている様子。

5月には某社が不正アクセスで大規模障害起こしたこともあるし、

大事なデータをPCに入れている人は、ちょっと見直した方がいいかもです。

 

ほら、いつかただいま最大の敵「ランサムウェア」を超える存在が

産まれるかもですし……。

 

脱・オワコン化! 帰ってきたIT戦士たち。

こんにちは。花子です。

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超久しぶりの登場で申し訳ありません。

よもや猿山から脱走したのでは?と思われた方もいるでしょう。

 

はてなブログ」さんからも

 

「・・・息してる?」

 

的なアラートをいただきました。

 

開き直るわけではないですが、継続って難しいですよね。

 

そこそこ大きな企業のHPとかブログでも、

よくみると、最終更新が数年前とか珍しくないです。

 

このブログみたいに、半分趣味でやってるようなものはいいですが、

企業がやってるものが更新されてないと

見る側としては、「え、潰れてんの?」「なんか怪しい・・・」と、

なんだか不安になりますよね。

 

イメージダウンに繋がるだけじゃなく、

検索エンジンSEO的にも良くないそうです。

 

SEOとは、検索エンジン最適化を意味する言葉です。

検索結果でWebサイトが

より多く露出されるために行う一連の取り組みのことを指します。

 

 

で、検索エンジンは、更新がされていないサイトに低評価を下します。

つまり、検索に引っかかりにくくなるわけですね。

会社の収益にも影響してきちゃいますよね。大問題です。

 

 

だから、更新は頻繁にした方がいいわけです!できれば、毎日!

結局、地道な努力が後で実を結ぶわけですよね。ああ耳が痛い。

 

 

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というわけで、IT戦士のみなさん。

あまり気を張らず、コツコツ更新を目指して、がんばりましょうね。

 

ITブログ、復活です!

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社内SEってマジ楽ってホントですか?

ITエンジニアの中でも、超絶人気職種“社内SE”。

 

人気の理由は、ただ一つ!

「楽そう」だからっ!!

 

【Tech総研/社内SEの仕事って受け身だし楽できていいよね?】

http://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001342

 

でも、本当に社内SEって楽なの?

 

確かに、「開発業務」という意味では楽です。

開発自体をすることは少なく、要望も社内でのとりまとめなので、

仕事はほぼ自社内で完結します。

 

が! しかし!

 

■ITを知らないくせに、要望ばかり出す社員

■社員と開発会社の間で、調整の毎日

■社内SE=社内の電気屋さん、と思われている

■専門知識を共有できる人が少ない

 

と、SIerWebサービス企業にはない大変さがあるんです。

 

だから、 

 

「コピー機が壊れたんだけど」

「空調の調子がおかしいんだけど」

 

……しらんがな。(;´Д`)ハァァ

 

「iPhone8の非接触充電がさぁ……」

「はあぁぁ????」

 

。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン

 

求められるのはITスキルよりコミュ力です。

それはエンジニアにとって楽なのか、楽じゃないのか。

 

(H.U)