サルでも分かるIT学び場

一匹のサルがIT業界の技術、トレンド、ニュース、闇を日々追いかけていくブログです。

したたかに生き抜く。

お久しぶりです。
メス猿の花子です。

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先週のUさんの更新から、

だいぶ間が空いちゃってすみません。

サル山の土地問題とか

メス猿同士のオス争いとかで、ゴタゴタしてました…。

 

メス猿も、いろいろ大変なの!

 

というか、そもそもメスって大変です。

 

やっぱり世の中、オスが強いじゃないですか。

我が物顔のオスのせいで、

割を喰ってるメスって多いと思う。

 

とくに「女性エンジニア」っていう人種はそうね。

 

ある統計によると、

男性エンジニアと女性エンジニアの比率は、約8:2だそう。

https://doda.jp/guide/zukan/047.html

 

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ほんと「男社会」の業界ね。

 

「女のくせにエンジニアなんて、オタクなんじゃないの?」

そんな先入観があるのも事実。

 

そんなことないのにね~。

確かに派手なタイプは少ないけれど、

みんな「ふつー」の女性たちよ。

 

男性社会に負けず、

もっと女性エンジニアには頑張ってほしい!

 

鼻息を荒くしていたところ、こんな記事を発見。

www.storm-magazine.io

 

登場しているのは、この方。

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女性のインフラエンジニアって珍しいわよね~。

すごくきれいな方だけど、

「ストレス発散方法は泣ける映画を鑑賞すること。鉄板は「ハチ公物語」。」

というところに、見えない苦労を感じさせて、ぐっとくる。

 

何より、感心したのは、この心意気。

 

インフラ系の女性エンジニアはまだまだ少数派です。

初めてのお客様に、「私がサーバ担当です」ってご挨拶すると、

びっくりされたり珍しがられたりすることが多い。

デザイナーさんとかプログラマーさんだとそうでもないのでしょうけど、

明らかに侮られているというか、

期待されていないことが伝わってくる場合もあるわけです。

だから普通に仕事をこなすだけで実力以上に評価されることも多くて、

結果的にはすごく得してます。

 

 

うんうん、これくらいの「したたかさ」があったほうが、

男社会でうまく生き残っていけるのでしょうね。

 

あたしも見習おうっと!

メス猿 花子は、これからも女性エンジニアを応援していきます。

 チャオ!!

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金は命より重い……! By利根川

ざわ…… ざわ……

 

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金はな

命より重いんだっ!

 

世間の大人どもが

本当のことを言わないから

オレが言ってやる……!

 

金は命より重い……!

 

そこの認識をごまかす輩は

生涯地を這う……!!

 

ざわ…… ざわ……

(『賭博黙示録カイジ』より)

 

 

ということで、今回は「お金」の話。

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お金、大事ですよね。

先日も「自分より年収の低いオスザルと結婚とか、ありえないわ」

と同僚のメスザルが言っていました。

 

世知辛い世の中になったものです。

 

さて、世の中的には“技術職”と言われているエンジニア。

実際、どれくらいもらっているんでしょうか。

 

【エンジニアの平均年収】

■職種全体:492万円

 

【全体の平均年収】

■全体:442万円

(どちらも「平均年収ランキング2016/DODA調べ」)

https://doda.jp/guide/heikin/syokusyu/

 

ざわ…… ざわ……

  ざわ…… ざわ……

 

あれ?

平均より上だけど、思ったより多くない??

しかも、SEは平均年収とたいして変わらないだと!?

 

もっと良いデータがあるはずだ。

 

カチカチ…… カチカチ……

 

【Tech総研】IT業界の給与格差を探る! 元請と下請でいくら違う?

http://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000962

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バ、バカな……!

ありえねえ、こんなことっ。

ありえない……!

 

そういえば、メスザルの花子が言っていた。

「抱かれるなら、“元請け”の男!」とっ!

 

なんということなのか!

これが格差、これが現実……OTL

 

上流に行かなければ、エンジニアとて同じということか!

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……と、途中から気分がカイジになってしまいましたが。

夢のない話になりましたが、友ザルのエンジニアが昔、

 

「某ケータイメーカーの案件を、

月100万円で請け負わないかと誘われたことがあったんだよね~。

あまりにもオファー額が高すぎたから、怖くて受けなかったけど(笑)」

(あとあと聞いたら、ブラックな環境ではなく、

彼はちょっぴり後悔したそうです) 

 

なんてことを言っていました。

今と時代は違いますが、本当に「ただの人出しの会社」だと

そんなこともあるそうです。

 

そんな彼は今、仕事より家庭を選び、

いっとき、MAX年収の半分になりましたが、

嫁ザルと2匹の子ザルとともに幸せに暮らしています。

 

金は命より重い!

 

でも、幸せはそれだけじゃないですよね。

 

(H.U.)

Linuxってなんすか?

こんにちは。園長です。

今回のテーマは「Linux」。

そもそもどう発音するのかというと、

日本では「リナックス」と読まれることが一般的です。

 

Linuxを開発したのは、リーナス・トーバルズというおじさん。

おじさんがフィンランドヘルシンキ大学に入学して、

UNIXとかC言語を勉強して、PC上で動くUNIX OSがほしいと思って、

夜なべして開発したのが「Linux」というわけ。

それを1991年にインターネット上で公開してみたら、

世界各地の研究者とか開発者に広まったんですね。

 

そもそも、どうしてUNIX互換OSをつくる必要があったの?

別にUNIXを使えばよくない?って思いますよね。

でも当時、UNIXってとっても高価だったんですよ。

サーバベンダーが独自にハードウェアの性能を引き出そうと最適化したのが、

HP製のHP-UXとか、IBM製のAIXとか、SGI製のIRIXとか……。

なので、その代わりに使えるUNIX互換OSを作ろうと思ったんでしょう。

 

ちなみに、北国生まれのリーナスさんはペンギンが好きで、

公式マスコットがペンギンになったようです。

それから 「Linux」という名前は、最初は他の人に付けられたようですが、

「リーナスさんが作ったUNIXだからリナックス

と覚えると覚えやすいんでオススメです。

未経験・文系卒でも、システムエンジニアになれる理由。

こんにちは。リスザルです。

趣味は、人を蹴落とすことと、お腹を壊すこと。

だから、ゲスザルとか、ゲリスとかって呼ばれています。

 

そんな僕も、「スマホ中毒者」の一匹です。

 

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最近は特に、先輩に教えてもらった

us.battle.net

ハースストーンというゲームアプリが、驚くほど楽しくて。

(本当に楽しいから、皆やろう!!!!!!!!!!!!!)

 

「こんなアプリを、自分でもつくれるようになれないかな?」と

転職サイトを見ていました。すると…

 

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なんと!友人のゴリ雄くんが載っているじゃあありませんか。

早速、「広告を見たよ」とメッセージを送ってみたところ、

LINEなのに、食い気味で返信がきました。

 

「“人間じゃないから”という理由で不採用だったけど

履歴書の写真だけは、何とか採用してもらえたよ。」

 

見事にウホウホしたお返事。

面倒くさい相手に「既読」を付けてしまったなぁ…と悔やんでいたところ

「そもそもシステムエンジニアは―…」と、続けて語りだしたゴリ雄くん。

 

「…―プログラミングも大事だけど、むしろ、システムに関係する業務知識や、

お客さまの想いを汲み取るコミュニケーション能力が重視されるんだ。

未経験、しかも文系卒だった僕でも(履歴書の写真が)合格できたのは、

相手の話をよく聞いて、その期待に応える力があることを示せたからだと思う。

あ、それと―…(この後の3スクロール分の自慢コメントは省略)」

 

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面倒くさいから、スタンプだけ返しておきました。

(ゴリ雄くんは人間だったとしても、採用されなかっただろうなぁ…)

store.line.me

 

彼の「長い・分かりづらい・つまらない」の三拍子が揃った説明によると

未経験・文系卒でも、「コミュニケーション能力」や「向上心」があれば

システムエンジニアになることも夢ではないみたい。でも…―

 

■ いつもLサイズのパンツを履いている人に、Mサイズのパンツを。

■ お気に入りのキーケースを持っている人に、キーケースを。

ガンダムにあまり興味がない人に、シャアザクのプラモデルを。

 

こんな、人の気持ちを無視した誕生日プレゼントを選んでしまう

僕のようなリスザルは、システムエンジニアに向いてないようです。

 

ゲスザール・ゲリス

「ダ・ゾーン」と読むらしいですよ。

はじめまして。ITとサッカーが大好きな猿「フット・サル」です。

去る2016年7月、Jリーグは2017年シーズンより、Perform Group が提供する

スポーツライブストリーミングサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」との間に、

10年間で約 2100億円にものぼる巨額放映権契約を締結したことを発表しました。

「これはJリーグ開幕以来となるバブル到来の予感。」と誰もが期待して迎えた

2017年2月26日開幕戦でいきなりバブルが弾けました…。

 

16時47分に発生したJリーグライブ配信の視聴障害は、

J1、J2リーグの2試合で画面がバッファリング状態になりライブ視聴できず、

合わせてJ2リーグ第1節全試合の見逃し配信視聴もできないという事態に。

 

これにサポーターはスグに反応。

「やっぱ、複数試合へのアクセス集中が原因なんじゃないの?」

しかしDAZNはこれを否定します。※説明は以下の通りです。

エンコーディングプラットフォームはミラーリング構成だったが、配信の後の見逃し配信のためのオートスタートストップツールでエラーが発生、エラーが蓄積したことでパッケージングツールが機能しなくなった。7つの試合をひとつの巨大なパッケージとして処理したため、ハーフタイムなどをカットするオートトリミング処理で負荷が高まり速度が低下した。」

つまり、リアルタイムに行われている試合の配信と、

その直前に終了した試合のハイライト映像を同一のパッケージ上で行った結果、

10分~15分の短時間に断続して発生したエラーに対処できなかったということ。

 

DAZNの言い分としては「日本のファンにネット配信の凄さを感じてほしかったから、短時間に1つでも多くの試合を楽しんでもらいたかった」というもの。

 

でもね、そんなに無理してまで短時間に全部の試合を観たいと思うファンがいるのか!?

というのが私フット・サルの意見です。

結果として、その尻拭いを現場のエンジニアが人力で行うという始末。

 

エンタテイメントやスポーツのリアルタイム化が進んでいますが、

「早く見たい」より「ちゃんと見たい」というファン心理の方が働いている気がします。

 

P.S その後、親切にもDAZNから加入者へ「退会完了メール」が届けられたとか。

(h.k)

プレミアムフライデー

(俺は入社5年目、メーカー常駐エンジニアの茶葉太郎。

金曜日の昼下がり、ちょうど眠くなってきたころだしトイレで休憩でもしようかな。)

 

そんなことを考えながら廊下を歩いていると、エレベータホールに若い女の子の集団が集まっていた。どうやら隣の○×商事の社員のようだ。ホールに香水のいい香りがたちこんでいる。

 

「今日早く帰って何する?」

「実は▲▲バンクの人たちと合コンなんだよね~」

「うらやま~、うちは家でゆっくり休もうかな」

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(まだ15時だよな?なんでみんな早く帰れるんだろう??)

そんなことを考えながら、オフィスに戻った。前の席にはさっき会った○×商事のレディにはお世辞にも似つかない小保留花子が、パワフルな顔で座っている。

 

「今日ってなんかある日だっけ?さっき○×商事の人たちが一気に帰ってみたいなんだけど。」

「茶葉さん、知らないんですか?今日はプレミアムフライデーですよ」

「聞いたことあるような・・・、国が決めてるものだから、俺たちも今日は早めに帰れるってことでいいんだよね?」

「何言ってるんですか、茶葉さん。今日は締め日ですよ。いつもの作業が20時からあるでしょう」

 

~~~~~~

締め日とは・・・

業務系アプリケーションを扱うエンジニアの場合、作業の締め日が決められていることがあります。

例えば購買管理のシステムであれば月末の会計処理に合わせて締め日を設けて、サービスが停止している時間帯に帳票の更新や機能追加、改修などを行います。

 

作業ができるのはサービスを使う人が休んでいる土日だったり、平日でも遅い時間であることも多いため、今回の茶葉太郎のように、特定の日に早く帰れなかったりすることもあるのです。

もちろんサービスの特性に合わせて作業を設定するので、締め日は月末に限らず、月中に設定している企業もあります。

 

締め日のほかに、サービスごとに「保全日」や「本番作業日」が設けられていることもあります。

よく「システムメンテナンス」というフレーズ、見たことはありませんか?

「24時間ATM使えるのに今日はなんで使えないんだ!」ってことありませんか?

 

サービスを使えない時間にエンジニアが頑張って新規の機能追加や改修を行っているのです。

作業日に向けて手順書やタイムスケジュール、追加するプログラムやジョブなどを準備してレビューして修正して・・・いくので、エンジニアは1,2週間前くらいから準備が忙しくて毎日終電・・・なんてこともあるそうです。

逆に案件がない日は忙しいこともないそうですが。

 

~~~~~~

(茶葉太郎は勤務を終え、地下鉄の電車の中で物思いにふけていた)

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(ああ、俺の現場は月末・月初なんか早く帰れないから、プレミアムフライデーなんか関係ないよな。うらやましいな。)

 

地下鉄の扉が閉まっては開き、家に向かって進んでいく。なぜかいつもより時間が長く感じるようだ。

 

また扉が開く。だんだん電車の中が混んできたようで、俺の席の前にも人が立っている。

 

「あれ、茶葉さんじゃないですか」

ふと顔をあげてそこに立っていたのは、同じ会社のエンジニアである貝俊夫だった。

(つづく)

(K)

 

美女(UI)ばかりの合コンが、楽しい(UX)とは限らない。

はじめまして。

第7回は、高校時代にプログラミングを習ったものの、

面白みを見出せなかった、マザーファ○ク牧場(26歳)がお届けします。

 

今回ご紹介するテーマは、「UI」「UX」の違いについて。

「UI/UX」と一括りにされる場合も多いのですが、

それぞれ異なる意味を持っています。

 

 

UIとは、ユーザーインターフェースの略。

『ユーザー=使うヒト』と『インタフェース=境目、境界線』

を組み合わせた単語で、製品の色や感触、見やすさなどを指します。

女性に例えると、胸が大きい、美人、スタイルが良い、とかですね。

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ちなみに、UXはユーザーエクスペリエンスの略。

日本語でユーザー体験と訳され、

実際に触るなど体験してみて感じる「良い」「悪い」といった感覚です。

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この「UI」「UX」の関係をデートに例えると、

美女と遊べる(UI)⇒性格も良い!マジでテンション上がった!(UX)と、

「UI=見た目の印象」「UX=全体的にポジティブな印象」ともに

満足感を得ることができます。

しかし、美人とのデートでも、つまらない場合は意味がない、ということ。

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ものすごく強引にまとめると、真剣に恋人が欲しい方は、

見た目などのUIに騙されずUXから逆算して相手を探すことで、

より良い結果を得ることができます。

 

誰かオレと付き合ってくれー――――\(◎o◎)/!

 

(M.F.B)